水力発電式ドローン連結型消火装置
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技術背景
山火事を消火する等の目的でドローンを用いて、液体(例えば、水、消火液)を遠隔地から需要地まで搬送するドローンシステムが知られている。例えば液体または気体が流れる輸送管と、遠隔地に配置され、輸送管に液体または気体を供給するポンプ装置と、輸送管の先端に連結されたノズルを保持するトップドローンと、輸送管の途中に配置され、輸送管を流れる液体または気体の圧力を上昇させるためのポンプが組み込まれた複数のポンプドローンと、トップドローン、およびポンプドローンに電力ケーブルを介して電力を供給する動力供給装置と、を備え、輸送管は、複数の導管をポンプドローンのポンプを介して連結することにより形成され、ポンプドローンは、ポンプドローン本体と、ポンプを、ポンプドローン本体に対して傾動可能および/または回動可能に連結する連結機構と、を備え、連結機構は、ポンプに固定された連結軸と、ポンプを、連結軸を中心に回動可能に支持する回転部材と、を備え、回転部材は、ポンプドローン本体に回転可能に支持されているドローンシステムが知られている。
現状の問題点
ドローンに電力ケーブルを介して電力を供給する場合、そのケーブルが重みになる。
また、ドローンの飛行距離はケーブルの長さに拘束される。
また、蓄電池を搭載したドローンは、蓄電池の残量が少なくなると帰還しなければ墜落してしまう可能性がある。
1つの側面では、本発明は、飛行中に蓄電池に充電することを目的とする。
問題解決の手段
上記目的を達成するために、開示のドローン消火装置が提供される。このドローン消火装置は、蓄電池を備え飛行可能なドローン部と、ドローン部に接続される貯水部と、貯水部内に配置され水車を備える発電部と、貯水部に消火液を供給するホースを接続する接続部とを有し、飛行中に接続部に接続されたホースから供給される消火液の勢いに応じて水車を回転させて発電部を発電させ、発電した電力を蓄電池に蓄える。
特許請求の範囲(第7842496号)
【請求項1 】
蓄電池を備え飛行可能なドローン部と、前記ドローン部に接続される貯水部と、前記貯水部内に配置され水車を備える発電部と、前記貯水部に放水用の消火液を供給するホースを接続する接続部とを有し、飛行中に前記接続部に接続されたホースから供給される消火液の勢いに応じて水車を回転させて前記発電部を発電させ、発電した電力を前記蓄電池に蓄えることを特徴とするドローン消火装置。
【請求項2 】
前記貯水部に連結され、前記消火液を放水する複数の孔部を備える筐体と放水する消火液の量を制御する制御機構とを備える放水部をさらに有する請求項1に記載のドローン消火装置。
【請求項3 】
一端部から前記貯水部に貯留された消火液を取り込み、他端部が他のドローン消火装置の前記接続部に接続され取り込んだ消火液が他のドローン消火装置の貯水部に排水される連結用ホースをさらに有する請求項1に記載のドローン消火装置。
【請求項4 】
前記連結用ホースは前記貯水部の周りを取り囲むように巻き付けられて配置され前記貯水部が回転することで前記連結用ホースが繰り出し又は巻き取られる請求項3に記載のドローン消火装置。
【請求項5 】
平面視で前記ドローンは前記貯水部内に配置され、前記貯水部の、前記ドローン側の表面には前記貯水部内から消火液が噴出可能な噴水孔が設けられている請求項1に記載のドローン消火装置。
特許請求の範囲(第7884881号)
【請求項1 】
飛行可能なドローン部と、他のドローン消火装置に供給する消火液を貯留する第1の貯水部と、前記第1の貯水部に連結され、内部に貯留された消火液を放水する複数の放水孔を備える第2の貯水部と、火元を確認する熱源監視センサと、を有し、前記第2の貯水部から消火液を放水せず他のドローン消火装置に消火液を供給する第1の状態と、他のドローン消火装置に消火液を供給せず第2の貯水部から消火液を放水する第2の状態と、他のドローン消火装置に消火液を供給しつつ前記第2の貯水部から消火液を放水する第3の状態とを選択的に取り、飛行を開始した後に前記第1の状態を取り、前記熱源監視センサにより火元を確認し、火元の上空に到着すると、前記第2の状態または前記第3の状態に移行することを特徴とするドローン消火装置。
【請求項2 】
前記第1の貯水部及び前記第2の貯水部に消火液を供給するホースを接続する接続部と、一端部から前記第1の貯水部に貯留された消火液を取り込み他端部が他のドローン消火装置の前記接続部に接続されて取り込んだ消火液を他のドローン消火装置に供給する連結用ホースを有する請求項1に記載のドローン消火装置。
【請求項3 】
前記連結用ホースは前記第1の貯水部の周りを取り囲むように巻き付けられて配置され前記第1の貯水部が回転することで前記連結用ホースが繰り出し又は巻き取られる請求項2に記載のドローン消火装置。
【請求項4 】
前記第2の貯水部は回転によりそれぞれの槽が備える放水孔の位置を一致させて放水する2槽構造である請求項1に記載のドローン消火装置。
【請求項5 】
平面視で前記ドローンは前記第1の貯水部内に配置され、前記第1の貯水部の、前記ドローン側の表面には前記第1の貯水部内から消火液が噴出可能な噴水孔が設けられている請求項1に記載のドローン消火装置。
【請求項6 】
蓄電池と、前記第1の貯水部内に配置され水車を備える発電部とをさらに有し、飛行中に前記接続部に接続されたホースから供給される消火液の勢いに応じて水車を回転させて前記発電部を発電させ、発電した電力を前記蓄電池に蓄える請求項2に記載のドローン消火装置。