シーケンスナンバリングシステムとは

入荷から出荷まで、製品を管理する為に各部品一つ一つにシーケンスを振り管理を行うシステムです。
入荷時に、各部品にシーケンス番号を自動付与し、在庫管理を行います。
出荷時に、各部品のシーケンス番号に対してGPS管理番号を付与し、出荷品が納品先に届けられたかをトレース出来る様にします。

システムの目的

在庫データの整合性チェックの為、入出庫履歴より1数量毎の入庫から出庫の流れを追い、履歴と在庫数の差異がないかをチェックできるようにすることで実在庫データと差異があった際に、どの段階で差異が起こったかをトレース出来るようにします。
下記パターンにおける、入出庫の流れを確認できるようにします。

  • 通常仕入から納品売上
  • 在庫品の入庫処理
  • 在庫品の出庫処理
  • 納品売上において、非在庫品を売上時に仕入しそのまま在庫せず出荷した履歴

人工知能の活用に関して

予測モデルを利用する方法

  1. シーケンスデータを用いて、人工知能にて需要予測を行い、以下の予測を提示します。
  2. 対象品番が在庫品であるべきかのご判断をしていたけるよう出荷予測を出力します。
  3. 人工知能における予測データを通して、在庫品番の入庫数を適正化を行えるようにいたします。又、月次毎人工知能の予測データと実績データを対比表にてご確認頂けるようになります。
  4. 人工知能における予測データを通して、現在非在庫品のもので頻繁に出荷が発生する品番において在庫化のご提案が出来るようにいたします。

簡易フロー図

シーケンスナンバリングシステムフロー図
詳細説明

処理番号、①~③までが入荷処理になります。

②シーケンス情報登録(入荷情報登録) 各々にシーケンス番号を付与し、各シーケンス情報をデータベースに保存します。 シーケンスナンバリングにつきまして、ロット単位での入荷につきましても、各個数事シーケンス番号を自動付与します。

③在庫登録 在庫情報をデータベースに保存します。

処理番号、④~⑦までが入荷処理になります。

⑤在庫品出荷登録 在庫品を出荷したとの情報をデータベースに保存します。

⑥シーケンス情報登録(出荷情報登録)、GPS管理番号登録 出荷登録したシーケンス番号に対して、出荷済みフラグをデータベースに保存します。 上記シーケンス番号に対して、GPS情報を付与し納品先までのGPS追跡を行います。

⑦納品先に納品 納品先に納品を行った際、GPSでの追跡を完了する為に納品フラグをデータベースに保存します。

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